「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム」の違い
水のような除菌水、ドクタージーミストはコロナウイルス 感染拡大の影響から今、世間で注目されている「次亜塩素酸水」をペット用に調整したスプレー式の消毒剤です。
以前から、ノロウイルス・インフルエンザ対策や消臭効果が期待できる消毒剤として開発され、用途に合わせてスプレー式ボトル、噴霧器等の商品として広く使用されている商品です。
でも、名前のよく似ている「次亜塩素酸ナトリウム」も存在する事から混同され、「次亜塩素酸水」について誤った認識を持たれている人も多くなっています。
そこで、「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム」の違いを「わんこ部公式アドバイザーの獣医さん」と「A子さん」が、わかりやすく説明します!
突然ですが、以下のようなことでお困りではないですか?
布製のソファーの上に、ワンちゃんが粗相をして、オシッコの匂いが染み付いてしまった。
ワンちゃんのオシッコ臭を消そうと「市販のペット用消臭剤」をふりかけたら、オシッコの匂いと混ざり凄い匂いになった。
中性洗剤を薄めて拭きまくったり、ファ◯リーズを吹き付けたりしたが、何をやっても全く取れなく困っている。
そんなあなたに「シュッ」と吹きかけるだけで、防臭・除菌できる「水のような除菌水ドクタージーミスト」を紹介します!
ドクタージーミストには大きく、以下の4つのメリットがあります。
- おしっこの匂いを強い匂いでごまかす類の消臭剤とは違い、スプレー後、即座に匂いの原因の菌を分解します。
- 水で薄めず、そのままスプレーして使います。
- ペット・赤ちゃんのデリケートな肌に触れても大丈夫ですし、間違ってワンちゃんが舐めてしまっても問題ありません。
- 次亜塩素酸水の唯一の欠点の「持ちの悪さ」を克服し、長期保存ができるようになりました。(2年以上)
次亜塩素酸水の消毒力はアルコールよりも優れている
ドクタージーミストは次亜塩素酸水という液体をペット用に調整し、スプレー状にした消臭・消毒剤です。
ドクタージーミストは多くの医療機関・獣医院・介護の現場で使われています。
また、ドクタージーミストの主成分である次亜塩素酸水は、2002年に厚生労働省から正式に食品添加物として認可もされています。
えっ?食品添加物?
食べ物の中にも使われているんですか?
いえ、次亜塩素酸水は食品添加物ですが、直接食品に入るわけではなく、食中毒の原因となる菌などの消毒を目的としています。
実は、次亜塩素酸水はアルコールよりも除菌・消臭の力が強いんですよ!
下の図を見てください。
すごい!菌やウイルスが、ほとんどいなくなってる・・
次亜塩素酸水( ドクタージーミスト)は除菌率99%です。
しかも、なかなか消えない、ワンちゃんのアンモニア臭も一瞬で消えます。
これは、次亜塩素酸水(HClO)が除菌効果だけでなくアンモニア(NH3)を分解する性質を持っているからなのです。
歯医者さんのうがい水
ペット臭99%減!これを使うと、ほとんど臭わなくなるんですね。
でも、最近コロナ対策で、手をアルコールで消毒をしますが、カサカサして、荒れてしまいます。
そんなに強い殺菌力があると、ワンちゃんの肌もカサカサしてしまいそう。
その点はご心配いりません。
次亜塩素酸水は弱酸性で、人の血液や、普通の水に近いので、アルコールのように肌が荒れる心配はないんです。
それに、実は、歯医者さんのうがい水にも次亜塩素酸水は使われているんです。
「ワンちゃん」の肌に直接、次亜塩素酸水をスプレーしても問題ありません。
えっ?歯医者のうがい水ですか!
わたし自身も知らず知らず、次亜塩素酸水を使っていたんですね!
にしても、殺菌効果抜群なのに、無害って・・
次亜塩素酸水って凄すぎる・・
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは別物
そういえば、ハ◯ターなんかも次亜塩素酸水になるんですか?
名前がよく似ているので混同されがちですが、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは別物です。
先ほど仰っていたハ○ターや、カビ○ラー等も次亜塩素酸ナトリウムになります。
次亜塩素酸ナトリウムとアルコールは厚生労働省から消毒剤として認可されています。
へぇー、じゃあ、次亜塩素酸水を使わなくても、次亜塩素酸ナトリウムでもいいんじゃないですか?
うちにも買い置きありますし・・
確かに次亜塩素酸ナトリウムでも消毒・消臭はできます。
ですが、うちの医院では次亜塩素酸水(ドクタージーミスト)を使っています。
なぜなら、空気中に拡散した次亜塩素酸ナトリウムを吸い込むと健康被害が出てしまうからです。
当然、「デリケートなワンちゃんの肌」にも良くありません。
また、次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させるので、器具の消毒にも使い辛い側面があるのです。
次亜塩素酸水はわんこや子供にも安心して使える!
その点、次亜塩素酸水は、塩水を電気分解して作られ、界面活性剤などの添加物が一切使われていません。
ですので、子供やワンちゃんにも安心して使えます。
また、経済産業省は次亜塩素酸水を食品・ドアノブ等身の回りの消毒や手指消毒に使ってもOKとしました。
わたしは、次亜塩素酸水が次世代の消毒薬として認可される可能性は高いと思っています。
(経済産業省HP)
↓↓↓
https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200415002/20200415002.html
次亜塩素酸水の消毒力は次亜塩素酸ナトリウムより強い!
そうなんですね!
じゃあ、ワンちゃんを拭いて、消臭するときは次亜塩素酸水で、ソファーの消臭は、次亜塩素酸ナトリウムと使い分ければいいですね。
質問ですが、なぜ、ソファーの消臭に次亜塩素酸ナトリウムを選ばれるのでしょうか。
だって、次亜塩素酸ナトリウムのほうが匂いが落ちそうだからです。
ハ◯ターなんかは薄めて使うくらいだから殺菌力も強いんだろうなって・・
いえ、「次亜塩素酸水は人体に無害なので、殺菌力が弱いのでは?」と思われがちですが、実は、次亜塩素酸水の方が殺菌力が強いんですよ。
ほんとですか!?
下の図を見てください。
オレンジが次亜塩素酸水(ドクタージーミスト)で、黄色が次亜塩素酸ナトリウムです。
その上に曲線があり、その曲線をみると、次亜塩素酸水(ドクタージーミスト)は99%の働く塩素、つまり殺菌能力が高いことを示しています。
黄色のところが次亜塩素酸ナトリウムということは、
働く塩素が少なくて殺菌能力が弱くなるんですね。
そうです。また、次亜塩素酸水は菌やウイルスなどの有機物に触れると分解します。
次亜塩素酸が分解される時に、すごい殺菌力を発揮し、その後は水に戻ります。
ですので、次亜塩素酸ナトリウムのように、吹きつけた後の拭き取りの必要がないんです。
なるほど。それで殺菌力はあるのに、ワンちゃんに害がないんですね。
水に戻るわけですから。次亜塩素酸水は無敵ですね!
ただ、次亜塩素酸水の中に少しでも不純物があると、それを分解して水に戻ります。
なので徐々に濃度が落ちてきます。この不安定な点のみが次亜塩素酸水の弱みでした。
でした?
はい。このドクタージーミストに限ってはその点が克服されているんです。
一般的な次亜塩素酸水は製法上、次亜塩素酸水以外の不純物がたくさん出てしまいますが、 不純物が多いと次亜塩素酸水はその不純物に反応してしまうため、濃度が落ちて長期保存に向かないのです。
ドクタージーミストは、有効成分はそのままに、次亜塩素酸ナトリウムのナトリウムだけを取り除いて作られるため、不純物が極端に少ない高純度な次亜塩素酸水になります。(製法特許取得)
1つの材料からろ過するようにつくるため、化学反応が少なく不純物が極端に少ない高純度な次亜塩素酸水になります。
そのため、一般的な次亜塩素酸水の使用期限は3~6ヶ月程度ですが、ジーミストは未開封で2年の長期保存が可能なんです。
へぇー、ずっと同じ濃度を保ってますね!
そうか、ドクタージーミストは不純物がほとんど無いから濃度が安定するんですね。
ただ、日光に当たらないよう、冷暗所にて保管してくださいね。
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